館長日記

進学塾弘文館ブログ

進学塾弘文館は、佐賀県の片田舎の進学塾です。思いついたことを、気ままに書いていこうと思っております。

笑い

 昔、東八郎という昭和の時代を代表するコメディアンがいました。テレビで活躍している東貴博さんのお父さんです。この人は「私は笑われてるのではなくて、笑わせているんだ。」という名言を残しています。

 大学生がツイッターに不適切な写真等をアップして問題になっているようですが、あれは間違いなく「笑われている」んでしょうね。笑われているだけだったら本人が恥ずかしがったら済むことで、若気の至りということもあります。本人はおそらく、笑われているとは自覚していないでしょうけど・・・。しかし、お店が閉店せざるを得なくなったり、休業しなければいけなくなったりという事態になったらことは深刻です。

 一応、私も小さい塾の経営者という立場もあります。その立場から言わせていただくと小さい店でも立ち上げて経営が軌道に乗るまでは、頭の中は経営のことだけで、朝ごはんを食べても何を食べたか覚えていない。お酒を飲んでも酔わない。プレッシャーで真夜中に飛び起きるというような経験をするものです。仕事が軌道に乗って、大学生のバイトを雇うような規模になると、従業員さんの生活も肩にかかってきます。失敗したら、最悪の場合は従業員さんやその家族が路頭に迷うことにもなりかねません。経営者は大なり小なりそのようなプレシャーを感じながら経営を続けているのです。

 大学に通う若い人たちには、そのような経営者の気持ちを理解して行動していただくと就職活動も違った面が見えるかもしれませんよ。