読書
注文していた「日本人に遺したい国語」(副題:101歳最後の授業・橋本武著)が届いたので一気に読んでしまいました。短歌を作るのがお好きだったらしく、いくつか書いてありました。その中でも
横道に外れはじめたる人生の 道をそのまま歩み続けて
という歌にはなんとも言えない感慨深いものを感じました。
師範学校を卒業して以来、国語の教師の道を歩み続けてこられた先生の一生のどこの部分が「横道に外れはじめた」人生だったのかはよくわかりませんが、101歳まで一国語教師として歩んでこられた先生の偉大さを思います。
9月にお亡くなりになったそうです。心からご冥福を祈ります。また、本を通してとはいえ、偉大な方々の生き方に触れることのできる人生に感謝いたします。