館長日記

進学塾弘文館ブログ

進学塾弘文館は、佐賀県の片田舎の進学塾です。思いついたことを、気ままに書いていこうと思っております。

孤高

 現在ではあまり使われることがなくなったかもしれない言葉に興味があります。進学塾弘文館では「大志・誇り・品格」ということを掲げているわけですが、これらの言葉も若い人たちの間ではあまり使わないのかもしれません。「孤高」という言葉もそんな言葉のひとつかもしれません。

 考えてみると、SNSの中に何十人も友人がいるということにどれほどの意味があるのでしょうか?また、facebookの発言に「いいね」がつくことにどれだけの意味があるのでしょうか?いわゆる空気を読んで回りの反応を気にしながら生活するというのは、少々窮屈に思います。道を歩いていても、食事をしていても、いつもスマホやメールをチェックしないといけないのであるならば、足元にある大事なものを見落とすかもしれません。

 孤高ということを意識して生活するのも、考えていいのかもしれません。

 

孤高

孤高とは、個人の社会生活における1つの態度を表し、ある種の信念や美学に基づいて、集団に属さず他者と離れることで必要以上の苦労を1人で負うような人の中長期的な行動とその様態の全般を指す。本来は俗世間との通行を自ら断って1人で道を求める者の姿を指しており、私利私欲を求めず他者と妥協することなく「名誉」や「誇り」といったものを重視する姿勢から、周囲が「気高さ」を感じるような良い意味での形容に用いられる他に、協調性を欠いた独自の態度を軽く批判する場合にも用いられる。迎合主義の対極に位置する。芸術家や指導者に多く存在する。(wikiより引用)